OPEC新事務局長、石油需給の年内ひっ迫を警告-消費減速は誇張

中国を中心に原油需要は底堅いことが指摘されおり、需要は今後も伸びていくとされています。
とすると、下がってきた今は絶好の買い場のようにもみえますが・・・。

WTIの先物では買い方が苦労している様子が推察されます。
特に、3月、6月の高値をトップとするダブルトップを描きそうなところは気になるところです。

『マーケットのテクニカル百科』(ジョン・マギーら)によると、ダブルトップの成立の目安は
①、2つの天井があること。→3月、6月の高値:有
②、2つの天井の間にある程度の期間があること。→3か月程度あり。
③、天井と谷の価格差がある程度あること→25~28パーセントあり。
④、2番目天井が決定的な値幅で1番目の天井をうわまわることができていない。→そもそも、2番天井の方が低い。
⑤、出来高が2番目天井よりも1番目天井の方が多い。
→3月高値の方が出来高が多い。ネットボリュームをみても、3月の方が活況に満ちていたことがわかる。
⑥、谷の支持線を下抜かれる。→→現在の攻防

もし、買い方が95ドル付近を上回らせることができないとなると、買い方にとりさらに弱気な材料が増えることになります。

ちなみに、下放れた場合の価格目標値。
同書では下放れた場合には、谷からの上昇幅と同じ程度。
とすると、60~65ドルが下限の目標値となります。

もとより、ダブルボトムになっていくかはこれからであり、別の価格攻防を描いていく可能性も十分にあります。
原油は現在の相場ではFRBや大統領・民主党がインフレと関連付けて注視していて、
投資家・トレーダーとしても値動きに注意していく必要がありそうです。
Supply and DemandTrend Analysis

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