頭脳的努力は進行中だが、神経治療薬開発にはまだ道半ば
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- コンサス・ディスクがS&Pセクター上昇率トップ、ユーティリティが唯一の下落要因
- ユーロSTOXX600指数は1.3%上昇
- ドル上昇、金は上昇、原油は1%超の上昇、ビットコインは0.4%上昇
- 米10年債利回りは4.33%まで上昇
神経疾患治療薬開発企業にとって、頭脳的な努力は進行中だが、まだ道半ば
カナコード・ジェニュイティのアナリストが金曜日に語ったところによると、神経疾患におけるアンメット・ニーズは、うつ病、アルツハイマー病、認知症など、世界中で何百万人もの患者に影響を及ぼしている神経疾患のために開発されている医薬品の試験データへの期待をかき立てている。 同証券会社は、エーザイ 4523とバイオジェン BIIBのアルツハイマー病治療薬「レケンビ」とイーライリリー LLYの「キスンラ」、ブリストル・マイヤーズスクイブ BMYの統合失調症治療薬「コーベンファイ」は、各分野で重要な進歩を示していると述べた。 また、大うつ病性障害に対しては、治療抵抗性うつ病向け14品目、双極性うつ病向け11品目、新米婦人を対象とする産後うつ病向け5品目など、約57品目が開発中であると推定している。 カナコードは、ジョンソン・エンド・ジョンソン JNJのアティカプラントとニューモラ・セラピューティクス NMRAのナバカプラントの後期試験データに期待していると述べた。 「全体として、バイオファーマのうつ病に特化したパイプラインは健全なままであると考えます」とカナコードは述べたが、いくつかの疾患は理解が不十分であるため、まだ長い道のりがあると付け加えた。 カナコードは、神経変性疾患の解明が困難であるにもかかわらず、レッケンビとキスンラによるアルツハイマー病の成功がもたらされたと付け加えた。 開発中の新薬の中では、ロシュ ROのトロンティネマブ(血液脳関門-血液中の化学物質が脳に入るのを防ぐ保護血管-を越えて薬剤を運ぶように設計されたもの)に注目した。 カナコードは、サーボメド社 CRVOのネフラマピモドは「患者にとって大きな前進」となり得ると述べた。 レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症であり、投資額が少ない疾患である。
(クリスティ・サントシュ)
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