2020年を振り返る 第3段 ~ユーロ/米ドル~

(EURUSD) ユーロ/米ドル 月足

ユーロ/米ドルの大局を見ると実にわかりやすい動きだと感じますね。

リーマンショックがくるまでは、米国の不動産バブルの動きに合わせて、ユーロが大きく上昇しました。

ユーロが上昇するということは、米ドルは安くなっているということです。

つまり、世界経済の景気が良くなるとドルが安くなりユーロが上昇する傾向があったのです。

そこから、リーマンショック後は米ドルが上昇し、ユーロが下がる動きが2016年まで続きました。

ただ、ユーロの下降は大きなチャネルライン(平行四辺形)の中で推移しており、獲り易い動きとは言えないチャートでした。

2016年からユーロは切り返すもチャネルラインの中で推移し、2020年にもう一度下がりました。

ただ、そこが二番底となりチャネルラインの上限を上抜けてきました。

2018年の高値から右側に水平線を引いていますが、そこは超えていません。

ここを超えてくれば大局の動きに変化が起きたことを示唆します。

リーマンショック以降続いていたユーロ安ドル高の時代から、ユーロ高ドル安の時代に変わるということです。

今でも、景気の良いときにはドル安の流れになる傾向があるのであれば、ユーロ高の時代になるということは景気が良くなるのでしょうか。

ユーロ/米ドルの2021年相場を見ることで、その辺りを明確に判断できるようになっていくと思われます。

ユーロ安の時代が続くのか、それとも、ユーロ高の時代に移行するのかをしっかりと見ていきましょう。

チャートを見ることで未来がどうなるかは教えてくれません。予想をしても意味がありません。

しかし、チャートを見ることで時代の変化が分かります。

変化からどういった時代になるかを予測することができます。

予想と予測は似て非なるものです。

チャート分析を勉強して、未来を予測していきましょう。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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